「ビルバオ」ー甲冑を纏った美術館の話
6月、「風の食卓」をお腹一杯に詰め込んで北海道の青い空を飛び、熱気むんむんの「台湾食卓」へ。我が家の社員A班26名を引き連れての「懇親・満腹旅行」です。しかしこの話は、ホウ・シャオ・シェン監督の「非情城址」ロケ地、「九フン村」が奇妙に懐かしかったことを書き留めれば足ります。ほかはすべて端折りましょう。地球は回る、矢のように・・・。
翌7月頭には、西風に吹かれてピレネー山脈を超え、フランスとスペインに跨るバスク地方へ、由布院旅館仲間の研修旅行です。
パリ・ドゴール空港から2時間でビルバオ、そこに「グッゲンハイム美術館」が建っていました、チタンの甲冑を身に纏った中世の巨人です。ま、それはニューヨークの「蝸牛お化け」グッゲンハイムが変身して、ここビルバオに上陸したという、それだけの話ですが・・・、いや、それだけじゃない、じんわりと衰亡を辿っていたビルバオが、10数年前に、この中世巨人を旧市街脇に迎えて以来、みるみる元気を取り戻したという、いわゆる「創造文化都市」創生の伝説もあります。だけどそれよりも私がまっすぐに仰天したのは美術館の前の巨大な「ワンコーの像」です。その話はまたこの次に・・・。