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2006年7月16日 (日)

<たすきがけ>のスピードで

Cimg4177_2 夏が来て、2006年の半分が過ぎ、残り半分が始まりました。速い、むちゃくちゃ速い。3月にNHKの連ドラ「風のハルカ」が終わる、あとはショボショボ、と言うわけにはいかないぞ、と、4月から「風の食卓」運動を始めた、これが立派に「的」を射抜いて、だけどなかなか大手間で、まあその話はおいおい申し述べますが、今はとにかく忙しい話・・・。
「本を書け」と言うのです、それも2週間で・・・、もちろん「書き下ろし」じゃあなくて「新版」、つまり「旧版」に筆を入れる話ですが、それにしても無茶です。「文化記録映画祭が5月26日からですぜ」あと一ケ月しかない。「ドコロじゃないよ」「いや、ちょうどいい」、<
ふきのとう書房>のメグロ・シャチョウは悠然と仰る。「映画祭の初日の売台に並べましょうや」「おいッ、シャチョウ・ご乱心ッ」、それから焼酎大会になって、いつもの通り私は「大負け」、「明日、旧版を読んでみます」と平伏してしまった、そして驚いた。20年近く前の旧版「たすきがけの湯布院」が、勢い良くメラメラと甦ったのです。目からウロコ、世の中明るい。「こうやればいいんだ、これからの<地域づくり>は・・・」。
昨年10月1日、市町村合併事件で「わが湯布院町」は「由布市」の中に塗り込められ、私が怒りながら、シコシコと書き溜めた文章が本になりました。「由布院に吹く風」(岩波書店)。出たのが私の誕生日2月28日で、いやはや、暮れから正月にかけての忙しさといったら・・・。
一冊の中で完成したのが1枚の名刺の「住所」です。「九州・由布院盆地」。「由布市」とも「湯布院町」とも名乗らない「名刺の意味」はそれなりに明快だけれど、気分の「重さ」がお腹に応える、その「重さ」が古い「
たすきがけの湯布院」を読んだ途端に軽々と消えたのです。「ヨシッ、<新版>を出そうッ」。メグロ・シャチョウと大乾杯をして5月、「たすきがけ」のスピードが始まりました。